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産地|大阪府(15件)
「代表的な産地・都市」欄に大阪府が含まれる生業、15件です。
- 包丁研ぎ・刃物鍛冶 世界|西洋ナイフ・刃物職人(独)
もし消えたら=食材本来の味・鮮度・美しさを極限まで引き出す、世界無形文化遺産「和食」の土台。 - 宮大工 世界|石工・メイスン(欧州)
もし消えたら=世界最古の木造建築群を維持・修復する技術と、木を生命として敬う精神性。 - 刀鍛冶(刀匠) 世界|欧州の刀剣鍛冶(ゾーリンゲン=ドイツ、トレド=スペイン)
もし消えたら=日本刀という美術品・武具を新しく作る技術そのものの断絶、玉鋼を焼くたたら製鉄など上流技術の行き場。 - 三味線職人(三味線製作者) 世界|ヴァイオリン職人(弦楽器製作者、イタリア・クレモナ)
もし消えたら=義太夫・長唄・津軽三味線など、三味線という一本の楽器が支えてきた日本の語り物・唄い物の音色そのもの。 - 桐箪笥職人(桐たんす職人) 世界|欧州のシダー材ホープチェスト職人(嫁入り箪笥、欧米の「シダーチェスト」文化)
もし消えたら=湿度で自ら膨張し気密性を保つという桐の特性を熟知し、貴重な着物を虫にも湿気にも負けずに何十年も守り継ぐ収納技術そのもの。 - 尺八製管職人 世界|中東のネイ笛職人(スーフィー神秘主義音楽で使われる葦の端吹き笛)
もし消えたら=「吹禅」という音楽と瞑想が一体化した文化と、一本一本の竹の個性に合わせて内径を調整する製管技術 - 大阪浪華錫器職人 世界|欧州のピューター職人(英国・ドイツのピューター〈錫合金〉細工ギルドの伝統)
もし消えたら=「錫は水を浄化し酒をまろやかにする」という日本独自の嗜好文化と、機械加工が難しい柔らかい金属を手作業で仕上げる技術 - 堺打刃物の刃物鍛冶 世界|ドイツ・ゾーリンゲンの刃物鍛冶
もし消えたら=鍛冶・研ぎ・柄付けを別の職人が担う完全分業制と、明治期に鉄砲鍛治17軒・農道具鍛冶23軒・上打物鍛治30軒を擁した産地の技術基盤 - いずみガラス職人(ガラス職人) 世界|イタリア・ヴェネツィア(ムラーノ島)のガラス職人(バーナーワーク・吹きガラスで色ガラス細工を作る世界的なガラス産地)
もし消えたら=明治10年(1877年)頃に堺から伝わったガラス玉製造技術に始まる、炎の前で一玉ずつ手作業する「ランプワーク」の技術と、簪や帯留め等の和装小物を彩ってきた歴史 - 簾職人(大阪金剛簾) 世界|西洋のブラインド・シェード職人(ウィンドウブラインド製作者)
もし消えたら=金剛山麓の竹という地域資源に根ざした産地の技術と、天然素材の質感をそのまま活かす夏の建具文化が失われる - 仏壇職人(大阪仏壇) 世界|ドイツの家庭用祭壇(Hausaltar、私的な礼拝のための扉付き木製祭壇家具)
もし消えたら=支え柱を持たず吊束方式で三方向に開くという、日本で唯一とされる「三方開」構造の高度な設計・組立技術と、金属を排して錆を防ぐという高蒔絵の意匠 - 指物師(大阪唐木指物) 世界|西洋の高級キャビネットメイキング(フランスのエベニスト=象嵌家具職人。輸入銘木を使い釘を使わず組み木で仕上げる伝統)
もし消えたら=紫檀・黒檀等の非常に堅い輸入銘木を釘無しで組む指物技法と、精製生漆で仕上げる「摺り拭き漆仕上げ」という、素材の硬さに向き合ってきた技術 - 桐箪笥職人(大阪泉州桐箪笥) 世界|ドイツのビーダーマイヤー様式衣装棚職人(19世紀中欧の市民階級で発達した、精緻な木工技術を誇る高級収納家具の系譜)
もし消えたら=釘を一切使わず、組手の数と精度だけで「桐箪笥の最高峰」と称される堅牢さを実現してきた大阪発祥の指物技術。 - 欄間彫刻師(大阪欄間) 世界|英国のウッドカーバー(グリンリング・ギボンズの系譜を引く建築装飾木彫の職人)
もし消えたら=日本家屋特有の「風を通しながら飾る」彫刻建具の技術が失われ、和室の意匠選択肢の一つが消える - 注染職人(浪華本染め) 世界|インドネシアのバティック(ろうけつ染め)職人
もし消えたら=表裏が同じ色柄に染まり、使い込むほど風合いが増す浴衣・手ぬぐいの染め技術が失われ、堺・大阪に根付いた注染産業の技術基盤が途絶える