日本の生業と、世界の似たサービス > 桐箪笥職人(大阪泉州桐箪笥)
江戸時代中期(18世紀前半)に大阪で製造技術が確立し、江戸後期〜明治期に泉州地域で産地化。1989年4月に経済産業大臣指定伝統的工芸品となった
| 日本|桐箪笥職人(大阪泉州桐箪笥) | 世界|ドイツのビーダーマイヤー様式衣装棚職人(19世紀中欧の市民階級で発達した、精緻な木工技術を誇る高級収納家具の系譜) | |
|---|---|---|
| アプローチ | 良質で厚みのある桐の無垢材を使い、釘を一切使わない組手加工にこだわり、角を丸く削った「胴丸型」と呼ばれる重厚な形に仕上げる。組手の数の多さと精度から「桐箪笥の最高峰」と称される | 香りの強いシダー(西洋杉)材で厚みのある頑丈な箱を組み、シダーの精油成分が持つ防虫効果でウールの衣類や毛皮を虫害から守って収納する |
| 使う道具(日本側) | 鉋、ノミ、組手加工用の道具、木釘 | |
| 使う素材(日本側) | 桐の無垢材 | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=フランス・パリの「エベニスト(ébéniste)」と呼ばれる高級指物家具職人の系譜。組手・象嵌等の精緻な木工技術で家具の等級が語られる文化が近い(一次資料での裏付けは限定的なため参考比較)
大阪は桐箪笥発祥の地とされ、江戸時代中期には製造技術が確立、江戸後期から明治にかけて泉州地域(現・岸和田市中心)に一大産地を形成した。1989年4月(平成元年)に経済産業大臣指定伝統的工芸品となった。組手の技術・数の多さを競う方向に発展した点は、精緻な木工細部を競った中欧ビーダーマイヤー様式の家具職人文化と重なる。
| 事業者数(現在) | —(未確認) |
|---|---|
| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | —(未確認) |
| 統計の基準年 | —(未確認) |
| 後継者不足度 | ★★★★☆ |
| 統計の出典URL | —(未確認) |
釘を一切使わず、組手の数と精度だけで「桐箪笥の最高峰」と称される堅牢さを実現してきた大阪発祥の指物技術。
国産桐の入手難、後継者不足、住宅の洋室化による大型和箪笥の需要縮小
産地|大阪府岸和田市(大阪泉州桐箪笥の9割以上を生産)(大阪府) 世界の対比先|欧州
English: Osaka-Senshu Kiri-Tansu (Osaka-Senshu Paulownia Chest) Maker(An Osaka-Senshu kiri-tansu maker builds nail-free paulownia chests prized as the pinnacle of the craft for their dense, precise hand-cut joinery, in a region said to be the birthplace of the kiri-tansu itself.)