日本の生業と、世界の似たサービス > 指物師(大阪唐木指物)
唐木製品は奈良時代の遣唐使が持ち帰ったとされ、江戸中期に大阪で産地が形成された。1977年〈昭和52年〉に国の伝統的工芸品指定
| 日本|指物師(大阪唐木指物) | 世界|西洋の高級キャビネットメイキング(フランスのエベニスト=象嵌家具職人。輸入銘木を使い釘を使わず組み木で仕上げる伝統) | |
|---|---|---|
| アプローチ | 紫檀・黒檀・花梨・鉄刀木等、東南アジア原産で非常に堅い「唐木」を、ほぞをほぞ穴に差し込んで組み合わせる指物技法で接合する。堅い唐木には釘・ねじが入らないためこの技法が必須となり、精製生漆で拭き込む「摺り拭き漆仕上げ」で木目を活かした鏡のような艶に仕上げる | 西洋の家具職人は輸入銘木を象嵌(マルケトリー)で薄く貼り合わせたり、接着剤・金具を用いて組み立てる |
| 使う道具(日本側) | 鉋、鑿、指物用のほぞ加工道具、生漆を拭き込む布 | |
| 使う素材(日本側) | 唐木(紫檀・黒檀・花梨・鉄刀木等の東南アジア産銘木)、精製生漆、砥の粉 | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=中国の紅木家具(唐木と同じ輸入銘木を用いる中国の高級家具伝統)
奈良時代の遣唐使が唐木製品を持ち帰ったのが始まりとされ、江戸時代に唐木材が長崎経由で輸入されると、大阪の薬種問屋がこれを引き受けたことから大阪に唐木の集散地としての地位が生まれ、江戸中期に指物の産地が形成された。唐木という素材の硬さが「釘を使わない指物技法」を必然にした
| 事業者数(現在) | —(未確認) |
|---|---|
| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | —(未確認) |
| 統計の基準年 | —(未確認) |
| 後継者不足度 | ★★★★☆ |
| 統計の出典URL | —(未確認) |
紫檀・黒檀等の非常に堅い輸入銘木を釘無しで組む指物技法と、精製生漆で仕上げる「摺り拭き漆仕上げ」という、素材の硬さに向き合ってきた技術
住宅事情の変化による唐木家具・調度品需要の縮小、原材料である唐木(輸入銘木)の調達、後継者不足
English: Osaka Karaki Sashimono (nail-free exotic-hardwood joinery)(Osaka Karaki Sashimono is cabinetry built from imported hardwoods so dense that nails cannot be driven into them, joined instead through interlocking wood joints and finished to a mirror-like sheen with wiped raw lacquer.)