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産地|福岡県(10件)
「代表的な産地・都市」欄に福岡県が含まれる生業、10件です。
- 久留米絣の織元 世界|インドネシア・インドの絣(イカット)織元
もし消えたら=織る前の糸を括って防染し、織り上がって初めて模様が現れる『先染め・先括り』の技法と、13歳の少女の着想から始まったとされる産地の物語 - 博多織職人 世界|フランス・リヨンの絹織物職人(ジャカード織機を用いた格式高い絹織物・ブロケードの産地)
もし消えたら=鎌倉時代(1241年)に南宋から伝わった織物技術に始まり、江戸期に幕府への献上品となった「締めやすくほどけにくい」帯地の技術と、独鈷・華皿という仏具文様の記憶 - 博多人形師 世界|ドイツ・マイセン、デンマーク・ロイヤルコペンハーゲンの磁器人形彫刻師(欧州の名窯が作る彩色磁器フィギュリンの伝統)
もし消えたら=慶長5年(1600年)の黒田長政入国以来420年余り、無釉のまま彩色するという博多人形独自の「博多素焼き」技法と、明治期にパリ万博で高い評価を受け「日本を代表する人形」として輸出された記憶 - 提灯職人(八女提灯) 世界|中国の紙灯籠職人
もし消えたら=盆提灯・祭り提灯が灯す先祖供養や地域の祭りの情景、一条螺旋という折り畳み構造の技術が失われる - 織元(小倉織) 世界|米国のヘリテージデニム産地(セルビッジデニムの織元)
もし消えたら=江戸時代初期から続いた織物が金融恐慌の影響で明治34年に会社解散、昭和初めに一度完全に途絶えた後、1984年に一人の作り手(築城則子氏)が古着の切れ端から復元するまで約半世紀近く空白があったという「一度消えた織物」の物語が失われる - 鋳物師(芦屋釜) 世界|イタリア・ルネサンス期のブロンズ鋳造師(フォンディトーレ)
もし消えたら=国指定重要文化財の茶の湯釜9点のうち8点を占めるとされるほどの最高峰の評価を持ちながら、大内氏の滅亡とともに16世紀に姿を消し、平成の世になって芦屋釜の里の復興事業でようやく蘇ったという「一度完全に廃絶した」歴史が失われる - 陶芸家・窯元(小石原焼) 世界|英国・セント アイヴスのリーチ・ポタリー(バーナード・リーチが日本の登り窯技法を持ち帰り開いた工房)
もし消えたら=1954年に柳宗悦・バーナード・リーチが「用の美の極致」と絶賛した「飛び鉋」文様と、民藝運動を通じて世界の陶芸家に影響を与えた歴史 - 陶芸家・窯元(上野焼) 世界|韓国・京畿道利川(イチョン)の陶芸村(李朝の陶工技術を今も伝える、政府認定の伝統陶芸家集落)
もし消えたら=朝鮮出兵の際に連れ帰られた陶工・尊楷が開いたという由来と、江戸期に茶人・小堀遠州が選んだ「遠州七窯」の一つという格式、軽やかな薄づくりと多彩な釉薬の掛け分け - 仏壇職人(八女福島仏壇) 世界|バリ島の家庭用祠堂(サンガー、屋敷内に建てる塔状・楼閣状のヒンドゥー教家族寺院)
もし消えたら=指物大工が見た「仏閣の夢」に始まるという逸話と、九州の仏壇製造の源流となった約80工程の完全分業体制。 - 紙漉き職人(八女手すき和紙) 世界|ネパールのロクタ紙職人(ヒマラヤ山地に自生する低木の樹皮を漉く手漉き紙。仏教寺院の経典用紙としての起源を持つ点が八女と重なる)
もし消えたら=九州最古とされる430年余りの手漉き和紙の歴史と、矢部川の水と九州産楮という土地の恵みを生かした紙漉きの技術が失われる