日本の生業と、世界の似たサービス

日本の生業と、世界の似たサービス > 紙漉き職人(名塩紙)

紙漉き職人(名塩紙)世界の似たサービス ─ アメリカ・クレイン社の紙幣用コットン紙職人(紙幣・公文書向けに耐久性の高い特殊な紙を漉く専門職人)

起源は伝承で明確な年代は不明だが、越前から抄紙技術が伝わったとされ、江戸時代には藩札用紙として繁盛した

共通の目的日焼けや劣化に強い、長期保存に耐える特別な紙を漉く

やり方が、どう違うのか

日本|紙漉き職人(名塩紙)世界|アメリカ・クレイン社の紙幣用コットン紙職人(紙幣・公文書向けに耐久性の高い特殊な紙を漉く専門職人)
アプローチクレイン社の職人が、綿と亜麻の繊維を主原料に、偽造防止の特殊繊維等を漉き込みながら耐久性の高い紙を作る
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=イタリア・ファブリアーノの紙漉き職人(中世から続く透かし技術と厳格な原料管理で知られる高級手漉き紙の産地)

なぜ違いが生まれたのか

名塩は武庫川上流の谷筋で良質な泥土が採れたため、紙に泥を漉き込むという他に類を見ない技法が生まれ、日焼けしない特性が藩札や文化財修復用紙として重宝された。アメリカでは通貨の偽造防止という国家的要請から、綿と亜麻の配合や特殊繊維の漉き込みという技術が発達した

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

現在(確認できていない)
2
事業者数(現在)2
事業者数(ピーク時)確認できていない
ピークの年—(未確認)
統計の基準年確認できていない
後継者不足度★★★★★
統計の出典URLhttps://www.nikkei.com/article/DGXNASIH09001_Q4A610C1AA1P00/

失われるもの(数字にならないもの)

越前から伝わったとされる抄紙技術に地元産の泥土を漉き込むという独自の工夫を加え、藩札の地紙や国宝級文化財の修復用紙として重宝されてきた「名塩千軒」と呼ばれた紙漉きの里の技術と、現在2軒のみが継承する技

いま直面している問題

継承者が2軒のみという後継者不足、原料となる雁皮の入手難

出典

産地|兵庫県西宮市塩瀬町名塩(兵庫県) 世界の対比先|その他・分類なし

English: Najio-gami (Najio gampi paper)(Najio-gami is a gampi-fiber paper unique for the local clay mixed into its pulp, prized for resisting sun damage and used to restore Japan's national treasures, now made by only two workshops.)