日本の生業と、世界の似たサービス > 陶芸家・窯元(赤穂雲火焼)
江戸時代後期(1852年、大嶋黄谷による発明)、兵庫県伝統的工芸品指定は平成5年(1993年)
| 日本|陶芸家・窯元(赤穂雲火焼) | 世界|米国先住民プエブロの黒陶職人(マリア・マルティネスに代表される、釉薬を使わず燻煙による還元でつやのある黒色を出すサンイルデフォンソ族の陶芸) | |
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| アプローチ | 江戸後期、大嶋黄谷(1821〜1904)が赤穂で編み出した独特の焼き物で、嘉永5年(1852)に焼成に成功した。象牙色の素地に橙色・黒色の夕焼け空を思わせる窯変が現れるのが特徴だが、黄谷が後継者を得ないまま没し一度完全に途絶え、桃井香子が20年におよぶ試行錯誤の末に復元し平成5年(1993年)に兵庫県伝統的工芸品に指定された | サンイルデフォンソ族の黒陶は、素焼きした器を磨いて艶を出したのち、燃料をくべた穴の中で酸素を絶って燻すことで表面を黒く発色させる。20世紀初頭にマリア・マルティネスが古代の技法を再発見・復元し、無名の一村の焼き物を世界的な美術品に押し上げた点が、赤穂雲火焼の復興史と重なる |
| 使う道具(日本側) | ろくろ、窯(燻煙による還元焼成用) | |
| 使う素材(日本側) | 陶土(釉薬は使用しない) | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=トルコ・アナトリア地方の伝統的な野焼き陶器職人(釉薬を使わず炎の当たり方で色むらを出す、地中海東部の素朴な野焼き陶芸の系譜)
赤穂雲火焼は瀬戸内海の夕焼けを思わせる橙と黒のグラデーションを目指し、窯の中の炎の当たり方を微妙に変えることで多様な色調を狙う『絵画的』な発色を追求した。一方プエブロの黒陶は、器全体を均一な艶のある黒一色に仕上げることを目指し、磨きの技術と燻煙の均一性を追求する『彫刻的』な美意識で発達した
| 事業者数(現在) | —(未確認) |
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| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | —(未確認) |
| 統計の基準年 | —(未確認) |
| 後継者不足度 | ★★★★★ |
| 統計の出典URL | https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr09/ie07_000000037.html |
一度完全に途絶え、桃井香子という一人の陶芸家が20年かけて復元した『幻の焼き物』の技術が、再び後継者を失えば今度こそ永遠に失われる
確認できていない(兵庫県公式ページに現状の課題についての直接記載は確認できなかった)
産地|兵庫県赤穂市(兵庫県) 世界の対比先|その他・分類なし
English: Ako Unka-yaki ("cloud-fire" ware)(Ako Unka-yaki is a glaze-free "cloud-fire" pottery invented in 1852, lost entirely when its creator died without an heir in 1904, and reconstructed over twenty years by a single potter, Momoi Yoshiko, before its 1993 prefectural designation.)