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織元(八重山上布)世界の似たサービス ─ アイルランドのアイリッシュ・リネン職人(麻の一種フラックスを原料に、屋外の芝生や日光にさらして自然に漂白する伝統技法を持つ)

1637年の人頭税制度に既に登場することから、それ以前から織られていたと考えられている。1886年の人頭税廃止後に産業化が進み、1989年に経済産業大臣指定伝統的工芸品となった

共通の目的苧麻(ちょま)等の麻繊維から糸を作り、天然の力で布を漂白・仕上げて涼感のある高級織物に仕立てる

やり方が、どう違うのか

日本|織元(八重山上布)世界|アイルランドのアイリッシュ・リネン職人(麻の一種フラックスを原料に、屋外の芝生や日光にさらして自然に漂白する伝統技法を持つ)
アプローチアイリッシュ・リネンの職人は、フラックス(亜麻)を原料に糸を紡ぎ、織り上げた布を屋外の芝生地に広げて日光と朝露にさらす「グラス・ブリーチング(芝生漂白)」で自然に白く仕上げる
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=アイルランドのアイリッシュ・リネン職人。フラックス(亜麻)等の麻繊維を原料に、屋外の自然条件(朝露・日光)で布を漂白する「グラス・ブリーチング」の伝統が、海水で仕上げる「海ざらし」と発想面で近い

なぜ違いが生まれたのか

1637年に先島諸島で制度化された人頭税の貢納布の中に八重山上布が挙げられていることから、それ以前から織られていたと考えられている。1886年に人頭税が廃止されると八重山上布の産業化が一気に進んだ。1989年に経済産業大臣指定伝統的工芸品となった。海水という自然の力で布を仕上げる「海ざらし」は、アイリッシュ・リネンが芝生と朝露という自然の力で布を漂白する「グラス・ブリーチング」と、屋外の自然条件に仕上げを委ねるという発想の点で重なる。

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

事業者数(現在)—(未確認)
事業者数(ピーク時)—(未確認)
ピークの年—(未確認)
統計の基準年—(未確認)
後継者不足度★★★★★
統計の出典URL—(未確認)

失われるもの(数字にならないもの)

重い人頭税の貢納布として織られてきたという苦難の歴史と、海水で色止めする「海ざらし」という石垣島ならではの自然に委ねた仕上げ技術。

いま直面している問題

人頭税という重い歴史的背景、織り手の高齢化、原料となる苧麻の確保、後継者不足

出典

産地|沖縄県石垣市(沖縄県) 世界の対比先|その他・分類なし

English: Yaeyama Jofu (Yaeyama Ramie Cloth)(A Yaeyama Jofu weaver dyes hand-spun ramie with island plants, then sun-dries and sea-bleaches the finished cloth in seawater—a natural finishing process once demanded as tax payment under the Ryukyu Kingdom's harsh head tax.)