日本の生業と、世界の似たサービス

日本の生業と、世界の似たサービス > 二風谷イタの彫り師

二風谷イタの彫り師世界の似たサービス ─ 北米太平洋岸北西部の先住民による木彫トレイ・木彫芸術職人

江戸時代の記録に沙流川流域からイタが献上されたとの記載があり、1890年代の作例が現存する。2013年(平成25年)3月8日に経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定

共通の目的木を彫り込み、文様を施した平たい盆・トレイをつくる

やり方が、どう違うのか

日本|二風谷イタの彫り師世界|北米太平洋岸北西部の先住民による木彫トレイ・木彫芸術職人
アプローチ杉やシダーの木地に、部族ごとに異なるトーテム的な意匠(動物文様等)を彫り込む。儀礼用の仮面・トーテムポールと同じ文法の文様体系を、盆状の器物にも展開する
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=太平洋岸北西部先住民の木彫芸術(トーテムポール・儀礼用木彫)

なぜ違いが生まれたのか

沙流川流域のアイヌの人々は狩猟・漁労の生活道具として盆(イタ)を作りながら、独自の宇宙観・精霊観を反映したモレウノカ等の文様体系を発達させた。北米先住民は部族ごとの氏族章(トーテム)を軸にした文様体系を、儀礼具から日用品まで一貫して展開する方向に発達した

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

事業者数(現在)確認できていない
事業者数(ピーク時)—(未確認)
ピークの年—(未確認)
統計の基準年—(未確認)
後継者不足度★★★★☆
統計の出典URLhttps://www.hkd.meti.go.jp/hokis/20130308/

失われるもの(数字にならないもの)

モレウノカ・アイウシノカ・シクノカ等のアイヌ独自の文様を木地に彫り込む技術と、幕末に将軍家へ献上された記録が残る二風谷イタの系譜

いま直面している問題

アイヌ文化の担い手そのものの減少、意匠の盗用・無許可の商業利用への対応

出典

産地|北海道沙流郡平取町(二風谷)(北海道) 世界の対比先|その他・分類なし

English: Nibutani Ita carver (Ainu carved tray maker)(A Nibutani Ita carver cuts scroll-like morew-noka and scale-like ramram-noka patterns into a katsura-wood tray, a design vocabulary distinct enough that a half-moon Ita was recorded among gifts presented to the shogunate in the late Edo period.)