日本の生業と、世界の似たサービス > びんがた職人(琉球)
13世紀頃を起源とする説があり、京友禅・加賀友禅・江戸小紋と並ぶ日本の代表的な染物のひとつとされる
| 日本|びんがた職人(琉球) | 世界|インドネシアのバティック(ろうけつ染め)職人 | |
|---|---|---|
| アプローチ | 型紙を彫って糊で防染し(型置き)、顔料や染料を筆や刷毛で色ごとに『色差し』していく。1枚の型紙から赤・黄・青緑等、複数の色を差し分けるため、多色でも型は1枚で済む。中国の影響を思わせる華やかな色使いと、琉球独自の南国モチーフ(芭蕉・扇・魚等)を併せ持つ | 蝋(ろう)で防染したい部分を描き、染液に浸けて蝋のない部分だけ染める『ろうけつ染め』が中心。色を変えるたびに蝋を足して浸け染めを繰り返すため、多色にするほど工程が増える |
| 使う道具(日本側) | 型紙(渋紙)、彫刻刀、糊、筆、顔料 | |
| 使う素材(日本側) | 芭蕉布・木綿・絹等の布地、顔料・染料 | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=インド更紗、中国の型染め。びんがたはインド(色使い)・ジャワ=インドネシア(防染の発想)・中国(型紙)の技法が交わって生まれたとされる
琉球王国は交易国家として中国・東南アジア・日本の技術を吸収できる立地にあり、型紙で防染しつつ筆で色を差し分けるという、他に例の少ない技法に発達した。ジャワは蝋を自在に操る筆記具(チャンティン)の発達を背景に、蝋の線描そのものを装飾として見せる方向に発達した
| 事業者数(現在) | 確認できていない |
|---|---|
| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | —(未確認) |
| 統計の基準年 | —(未確認) |
| 後継者不足度 | ★★★☆☆ |
| 統計の出典URL | —(未確認) |
1枚の型紙に多色を差し分ける『色差し』の技法と、中国・日本・南方の意匠が交わった琉球独自の染めの美意識
戦争で失われた型紙・技術資料の再構築、職人の高齢化・後継者不足
English: Bingata artisan (Ryukyu stencil dyer)(A bingata artisan cuts a single stencil, pastes on a rice-paste resist, then hand-paints several colors into the same stencil's openings, so one stencil yields a multicolor design where most resist-dyeing traditions need one stencil per color.)