日本の生業と、世界の似たサービス

日本の生業と、世界の似たサービス > 常滑焼の陶芸家・窯元

常滑焼の陶芸家・窯元世界の似たサービス ─ 中国・宜興(ぎこう/イーシン)の紫砂壺職人

平安時代末期からとされ、日本六古窯(瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前)の一つとして中世から続く

共通の目的鉄分を多く含む土を焼き締め、釉薬を使わず素材そのものの質感と機能性を活かした茶器をつくる

やり方が、どう違うのか

日本|常滑焼の陶芸家・窯元世界|中国・宜興(ぎこう/イーシン)の紫砂壺職人
アプローチ宜興の紫泥・朱泥等の紫砂(ズーシャ)を焼き締め、無釉のまま使い込むほど艶が出る土風炉・茶壺を作る。中国茶(烏龍茶・プーアル茶)の茶道具の作法に合わせた注ぎ口・持ち手の形状に発達した
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=ベトナム・タイ等東南アジアの無釉炻器(水甕等の伝統的な焼き締め陶器)

なぜ違いが生まれたのか

常滑・知多半島は良質な鉄分豊富な陶土に恵まれ、日本六古窯の一つとして中世から続く産地であり、日本の煎茶文化に合わせて急須の形が最適化された。宜興は紫砂という独自の鉱物組成の土に恵まれ、中国茶文化の作法に合わせて茶壺の形が最適化された

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

事業者数(現在)やきもの事業所数58・就業人数1,511人
事業者数(ピーク時)事業所数435・就業人数9,291人
ピークの年1991年
統計の基準年2014年12月
後継者不足度★★★★☆
統計の出典URLhttps://sixancientkilns.jp/tokoname/

失われるもの(数字にならないもの)

鉄分を活かして無釉のまま焼き締める技術と、全盛期(1991年)に435事業所・9,291人を擁した産地の分業体制

いま直面している問題

職人の高齢化・後継者不足、住宅需要の変化による建材(土管・タイル)用途の縮小

出典

産地|愛知県常滑市(愛知県) 世界の対比先|アジア

English: Tokoname-yaki potter (Tokoname kyusu teapot maker)(A Tokoname potter fires iron-rich clay unglazed at high heat so the bare reddish-brown surface itself, not a coating, is believed to round out the tannins in green tea.)