日本の生業と、世界の似たサービス > 塗師(飛騨春慶)
起源は江戸初期とされる。昭和50年(1975年)2月17日、経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定
| 日本|塗師(飛騨春慶) | 世界|北欧デンマークの木目を生かしたオイル仕上げ家具職人 | |
|---|---|---|
| アプローチ | ヒノキやサワラ等、木目の美しい木地を薄く挽き、透き漆を何度も塗り重ねることで、木目を透かして見せながら琥珀色の艶を持つ表面に仕上げる。漆でありながら木地を覆い隠さず「見せる」ことを目的とする点が、通常の漆器(不透明な色漆で下地を覆う)とは異なる | 北欧デンマークの家具デザインでは、オイルフィニッシュ(オイル仕上げ)という手法でチーク材・オーク材の木目をあえて透明な仕上げ材の下に見せ、木そのものの自然な質感を生かすことを美意識の中心に置く。木材を不透明な塗料で覆い隠さず、木目という素材本来の表情を見せることを重視する発想が共通する |
| 使う道具(日本側) | 漆刷毛、木地挽き用のろくろ・鉋 | |
| 使う素材(日本側) | 透き漆、ヒノキ・サワラ等の木地 | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=北欧デンマークのオイルフィニッシュ家具(木目を生かす透明仕上げ)
飛騨春慶は高山の商人文化・茶の湯文化を背景に、木目の美しさを愛でる「見せる漆」という独自の美意識に到達した。北欧のオイルフィニッシュは20世紀のモダニズムデザイン運動の中で、装飾を削ぎ落とし素材そのものの誠実さを尊ぶという思想(ミニマリズム)から生まれた点で、江戸期の職人の工夫と20世紀のデザイン思想という時代背景の違いが発展の文脈を分けた
| 事業者数(現在) | —(未確認) |
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| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | —(未確認) |
| 統計の基準年 | —(未確認) |
| 後継者不足度 | ★★★★☆ |
| 統計の出典URL | —(未確認) |
木地を隠さず生かす「見せる漆」という日本の漆器の中でも特異な美意識と、高山の商人文化・茶の湯文化が育てた透明な琥珀色の塗り技術
平成期以降の売上・職人数の減少が続いているとされ、木地師と塗師の両方の後継者確保が課題
English: Hida Shunkei Lacquerware(Hida Shunkei is a translucent golden lacquerware from Takayama that applies clear urushi over fine-grained wood, letting the natural grain show through rather than concealing it beneath opaque color.)