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太鼓職人(金沢太鼓)世界の似たサービス ─ 韓国の長鼓(チャンゴ)製作職人(皮を張った両面太鼓を作る、朝鮮半島の伝統的な太鼓製作の技術)
慶長14年(1609年)
共通の目的皮を張った胴を仕立て、祭礼・芸能で使う打楽器を作る
やり方が、どう違うのか
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、
世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=アフリカ・西アフリカのジェンベ製作職人(動物の皮を張った木製の胴を持つ、祭礼・儀礼用の伝統的な太鼓製作)
なぜ違いが生まれたのか
金沢太鼓は慶長14年(1609年)に加賀藩主が播磨から革細工の名人を招いたことに始まり、手取川の水質の良さが革の丈夫さと音の良さを生み、全国に知られる産地となった。韓国の長鼓は農楽という共同体の祭礼音楽と結びつき、砂時計型の胴という独自の形状で発達した
五感で味わう価値・職人のこだわり
- 出会える舞台・空間|石川県観光物産館3階では、毎日11時から16時(受付は15時まで)、本物の皮と木材を使った小型の締太鼓づくりを約15分で体験できる。太鼓の主な生産地は白山市で、地元の浅野太鼓楽器店には『太鼓の里体験学習館』という施設があり、来館者が自由に太鼓に触れられるスペースになっている。2階には太鼓の練習場を備えたショールーム『新響館』もあり、隣接する資料館も見学できるようになっている。
- 五感|原木のケヤキやセンを乾燥させるところから始まり、木材の内部を彫り出し、塗装をしたあと、皮を張って鋲で留めて仕上げる。手取川の水質がよいため、なめした皮が丈夫で音が良いとされる。胴の内部には亀甲彫や槍形綾彫といった彫り方が施され、彫り方によって音の残響の仕方が変わり、反射率を高めるために胴の内側へ金箔を貼ることもある。昭和35年ごろからは、直径5尺(約1.5メートル)を超える大太鼓の製作も手がけるようになり、従来の杉材に替えて桐材を使う桶太鼓のような、素材そのものを見直した製品も生まれている。
- 異常なこだわり|金沢太鼓の起こりは、慶長14年(1609)に播磨国高木村から加賀藩の招きで浅野村へ移った播磨屋左衛門五郎・治郎が、皮革製造業を始めたことにさかのぼる。慶長16年には、藩に納めた皮革の質の良さから加賀藩2代藩主前田利長から褒美を受け、文政5年(1822)には藩の重臣4名の連名で、加賀・能登の皮革生産をこの一族の子孫に任せるという御定書まで発せられた。昭和45年に有限会社、昭和53年に株式会社となり、昭和56年には16代当主が勲五等瑞宝章を受章している。昭和初期に約10軒あった太鼓屋は、戦時中に1軒へ整理され、この1軒が今も技を伝え続けている。
- 外国人の驚き|石川の太鼓作りの会社1社で、国内の大太鼓のおよそ6割を作っているという集中ぶり。胴の長さ2.5メートル、皮の直径2メートルを超える大太鼓まで手がけられていることにも驚かれる。世界最大級の楽器の祭典『NAMM Show』で、業界最古の打楽器メーカーとして表彰されたこともあり、400年余り前の藩の文書がいまも会社の歴史として大切に残っている点にも意外性を感じる人が多いという。能登半島の自社の山林で欅の植林事業を10年続けたこともあり、太鼓に使う木を自分たちで育てるところまで手がけている点にも驚かれる。
- 豆知識|加賀には、農作物につく害虫を追い払うため、かがり火をたきながら太鼓を鳴らして豊作を祈る『虫送り太鼓』という行事があった。浅野太鼓楽器店の『楽鼓 欅締』は、太鼓業界として国内で初めてグッドデザイン賞を受賞した製品で、特許や意匠登録も取られている。慶長14年の創業から400年目にあたる2009年には、記念の感謝祭も開かれた。研究機関として浅野太鼓文化研究所も設けられ、『太鼓の里』という名称は商標登録もされている。石川県観光物産館では、今も1,050円ほどから締太鼓づくりを体験でき、地域に根づいた太鼓の音を身近に感じられる。
もし消えたら、何が失われるのか
| 事業者数(現在) | —(未確認) |
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| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
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| ピークの年 | —(未確認) |
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| 統計の基準年 | —(未確認) |
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| 後継者不足度 | ★★★★☆ |
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| 統計の出典URL | —(未確認) |
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失われるもの(数字にならないもの)
慶長14年に播磨から招かれた革細工の名人に始まる伝統と、手取川の良質な水を生かして革を丈夫で音の良いものに仕上げる、全国に知られた金沢の太鼓づくりの技術
いま直面している問題
和太鼓演奏人口の変動に左右される需要構造、後継者不足
出典
産地|石川県金沢市(石川県) 世界の対比先|アジア
English: Kanazawa taiko (Kanazawa taiko drum)(Kanazawa taiko drums trace back to 1609, when the Kaga domain's lord invited a leather-craft master from Harima, and the region's clean river water has since made its drumheads famous nationwide for durability and tone.)