日本の生業と、世界の似たサービス > 籠師(有馬籠)
安土桃山時代(1585年頃)と伝わる
| 日本|籠師(有馬籠) | 世界|フランス・ヴィレーヌ=レ=ロシェのオジエ(柳)バスケット職人(中世から続く柳細工の村で、宮廷・家庭向けの実用籠を編む伝統) | |
|---|---|---|
| アプローチ | 六甲山系で採れる晒竹(さらしだけ)を極細に割き、網代編みなど独特の編み方で軽く上品な籠に仕立てる | ヴィレーヌ=レ=ロシェの職人が、地元で栽培した柳の枝(オジエ)を水に浸して柔らかくし、編み上げてパン籠・買い物籠等の実用品に仕立てる |
| 使う道具(日本側) | 竹割り包丁、編み台 | |
| 使う素材(日本側) | 六甲山系の晒竹(さらしだけ) | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=アメリカ・アパラチア地方のホワイトオーク・バスケット職人(白樫を薄く裂いて編む山間部の伝統籠細工)
有馬は豊臣秀吉が愛した温泉地として茶の湯文化と結びつき、六甲山系の良質な晒竹という素材に恵まれたため、竹を極細に加工する繊細な編み技術が発達した。ヴィレーヌ=レ=ロシェは中世から柳の産地として知られ、修道院の副業として柳細工が広まったため、太い枝をしなやかに曲げる編み技術が発達した
| 事業者数(現在) | 1 |
|---|---|
| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | 確認できていない |
| 統計の基準年 | 記載なし |
| 後継者不足度 | ★★★★★ |
| 統計の出典URL | https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr09/ie07_000000027.html |
1585年に豊臣秀吉の正室・北政所へ贈られたと伝わり、1873年のウィーン万博で優秀賞を受賞した歴史を持つ、六甲山系の晒竹を極細に加工する編み技術と、現在1社のみが継承する技法
第二次大戦の影響による従事者の激減以降の衰退、現在の担い手が実質1社のみという後継者の枯渇
産地|兵庫県神戸市(有馬温泉)(兵庫県) 世界の対比先|欧州
English: Arima-kago (Arima bamboo basket)(Arima-kago are finely split bamboo baskets from the Arima hot-spring district near Kobe, once presented to a 16th-century shogun's wife and now kept alive by a single workshop.)