日本の生業と、世界の似たサービス > 人形師(薩摩糸びな)
江戸時代(伝承)
| 日本|人形師(薩摩糸びな) | 世界|欧州のコーンドリー(麦わら人形)職人(身近にある繊維質の素材を骨組みに、簡素な構造で人形を仕立てる欧州の民芸人形文化) | |
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| アプローチ | 江戸時代から鹿児島で愛されてきた人形で、竹の棒一本を首と背骨に見立て、顔や髪は麻糸で表現し、和紙を幾重にも重ねて仕立てた絢爛な着物をまとわせる。骨組みそのものが極めて簡素でありながら、衣装の重ね方で豪華さを表現するという対比が特徴 | 欧州のコーンドリー(コーンハスクドール)は麦わらやトウモロコシの皮を編んで作る素朴な人形で、麻糸を髪に用いる例もあり、身近な繊維素材で簡素な骨組みの人形を仕立てるという発想が薩摩糸びなに近いが、衣装を紙で幾重にも重ねる豪華さの表現方法は薩摩糸びな独自のものである |
| 使う道具(日本側) | 竹の棒、麻糸、和紙 | |
| 使う素材(日本側) | 竹、麻糸、和紙 | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=メキシコのコーンハスクドール、東欧の麦わら人形(身近な繊維素材を編んで簡素な骨組みの人形を仕立てる世界各地の民芸人形)
薩摩糸びなは竹という身近な素材を骨組みに転用する簡素な構造でありながら、和紙を幾重にも重ねて豪華な衣装を表現するという対比の妙を追求した点に特徴があり、これは薩摩藩における紙(和紙)の生産技術の蓄積(蒲生和紙・鶴田和紙等)と結びついた発展と考えられる
| 事業者数(現在) | 1 |
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| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | —(未確認) |
| 統計の基準年 | 2,025 |
| 後継者不足度 | ★★★★★ |
| 統計の出典URL | https://www.pref.kagoshima.jp/af07/documents/88775_20250327164812-1.pdf |
竹の芯一本に麻糸と和紙だけで仕立てるという江戸時代からの簡素かつ絢爛な意匠の薩摩糸びなの技法が失われる
登録されている担い手は1名のみで、竹・麻糸・和紙という異素材を組み合わせる技法の継承者確保が課題
English: Satsuma itobina (thread doll)(Satsuma itobina are Edo-period dolls from Kagoshima built on a single bamboo rod for a spine, with hemp thread for hair and face and layers of washi paper folded into an elaborate kimono.)