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日本の生業と、世界の似たサービス > 木地玩具職人(きじ馬・人吉球磨)

木地玩具職人(きじ馬・人吉球磨)世界の似たサービス ─ スイスの木彫り玩具職人(ブリエンツ地方等、山間部の木工技術を活かし素朴な動物形の木製玩具を彫る欧州アルプスの木工文化)

伝承では鎌倉時代初期(平家滅亡の1185年前後)。明治後期に住岡庄太郎が復興

共通の目的桐などの木を鳥の形に彫り、車輪を付けて引いて遊ぶ木製玩具を作る

やり方が、どう違うのか

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アプローチスイスのブリエンツ地方は山岳地帯の豊富な木材資源を背景に木彫り玩具・置物の産地として発展し、素朴な動物や人物を象った木製玩具を伝統工芸として継承しているが、都落ちした一族の望郷という物語性ではなく、山岳観光地としての土産物需要から発展した点で成立過程が異なる
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=ロシアのボゴロツコエ木彫り玩具(動く仕掛けを持つ素朴な木製動物玩具を作るロシアの伝統木工)

なぜ違いが生まれたのか

きじ馬は源平合戦に敗れた平家の落人が山深い人吉球磨に逃れたという歴史的背景から生まれ、望郷の念という敗者側の物語を色濃く残す点が特徴的。首の『大』の字は京都の送り火を偲んだという伝承があり、山間部に逃れた都人の郷愁が意匠に直接刻まれている点で、単なる山間部の木工玩具とは異なる物語性を持つ

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

現在(2023)
2
事業者数(現在)2
事業者数(ピーク時)—(未確認)
ピークの年—(未確認)
統計の基準年2,023
後継者不足度★★★★☆
統計の出典URLhttps://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/213485.pdf

失われるもの(数字にならないもの)

800年以上前、壇ノ浦で敗れた平家の落人の望郷の念に由来するという伝承と、『大』の字に込められた京都への郷愁、明治期に一度途絶えかけた技術を住岡庄太郎が復興させた歴史が失われる

いま直面している問題

明治後期に一度途絶えかけた歴史を持ち、現在も登録されている担い手は2件にとどまるが、人吉クラフトパーク石野公園などで絵付け体験を提供し観光との連携で継承を図っている

出典

産地|熊本県人吉市(熊本県) 世界の対比先|欧州

English: Kiji-uma (Hitoyoshi-Kuma pheasant-horse toy)(Kiji-uma are carved wooden pull-toys shaped like pheasants from Hitoyoshi-Kuma, said to have been made over 800 years ago by defeated Heike clan refugees who marked each toy's neck with the character for Kyoto's Daimonji bonfire in longing for their lost capital.)