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弓師(肥後三郎弓)世界の似たサービス ─ 英国のロングボウ(イングリッシュ・ロングボウ)製作の伝統(複合材を積層して張力と復元力を両立させる木製弓の製作思想が共通するが、竹と木を貼り合わせる日本の複合弓とは構造が異なる)

大正13年(1924年)

共通の目的複数の素材を貼り合わせて強さとしなやかさを両立させた実戦向きの竹弓を作る

やり方が、どう違うのか

日本|弓師(肥後三郎弓)世界|英国のロングボウ(イングリッシュ・ロングボウ)製作の伝統(複合材を積層して張力と復元力を両立させる木製弓の製作思想が共通するが、竹と木を貼り合わせる日本の複合弓とは構造が異なる)
アプローチイングリッシュ・ロングボウはイチイの木を一本の木から削り出す単一材の弓で、複数素材を貼り合わせる肥後三郎弓や日本の合成弓とは製法の系譜が異なるが、いずれも中世から続く実戦用の射撃具として発展し、現在はスポーツ・伝統文化として継承されている点が共通する
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=韓国の国弓(ハンググン、Gakgung)職人(水牛の角や竹など複数素材を貼り合わせて作る朝鮮半島の伝統複合弓)

なぜ違いが生まれたのか

肥後三郎弓は創始者・松永重児が良質な竹や櫨の木を求めて東京から移り住んだという『素材を求めた職人の移住』という特異な成立過程を持ち、薩摩弓の強さと京弓のしなやかさを兼ね備えるという後発ゆえの折衷的な発展を遂げた。ロングボウは単一材から一本を削り出す技法で、素材の組み合わせによる複合的な性能追求とは異なる方向に発達した

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

現在(2023)
2
事業者数(現在)2
事業者数(ピーク時)—(未確認)
ピークの年—(未確認)
統計の基準年2,023
後継者不足度★★★★☆
統計の出典URLhttps://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/213485.pdf

失われるもの(数字にならないもの)

1924年、竹と木を求めて東京から移住した松永重児に始まる約100年の歴史と、薩摩弓の強さと京弓のしなやかさを併せ持つ肥後三郎弓独自の製法が失われる

いま直面している問題

弓道人口自体は一定数を保っているが、天然素材を貼り合わせるニベ弓の製作技術を継承する弓師は減少しており、カーボン弓など工業製品との競合もある

出典

産地|熊本県葦北郡芦北町(熊本県) 世界の対比先|欧州

English: Higo Saburo bow (Japanese bamboo archery bow)(Higo Saburo bows are laminated bamboo archery bows from Ashikita, Kumamoto, begun in 1924 by a Tokyo-born bowyer who moved south for better bamboo and haze wood, combining the strength of Satsuma bows with the suppleness of Kyoto bows.)