日本の生業と、世界の似たサービス > 刃物鍛冶(川尻刃物)
室町時代末期(伝承)。江戸時代に肥後藩の造船所が置かれ鍛冶が盛んになったとされる
| 日本|刃物鍛冶(川尻刃物) | 世界|ドイツ・ゾーリンゲンの刃物鍛冶(ヴッパー川の水車動力を核に発展した「刃物の都市」が、河川舟運と結びついた鍛冶職人街として栄えた点が川尻と重なる) | |
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| アプローチ | 室町末期から続く熊本市川尻の鍛冶屋町で、地金(極軟鉄)に良質の鋼を挟み込んで手打ちで鍛え上げる「割込み鍛造」により、刀剣・農具から包丁まで作り続けてきた | ゾーリンゲンはヴッパー川支流の水力を刃物工房の動力源とし、中世からの鍛冶職人街が近代以降は分業制の工場生産へ移行し「刃物のまち」としてブランド化された |
| 使う道具(日本側) | 鎚、鞴、金床、砥石 | |
| 使う素材(日本側) | 軟鉄(地金)、鋼 | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=オランダの水運都市の伝統鍛冶(河川港町を拠点に商人・職人が集積した中近世ヨーロッパの職人町一般)
川尻は緑川・白川の合流点にできた肥後藩の年貢米集積港で、参勤交代や年貢輸送の水運とともに商人町・職人町として栄え、鍛冶は港町の需要(船釘・農具・包丁)に応える形で発展した。ゾーリンゲンは水車の機械動力を核に工業化した点で異なる
| 事業者数(現在) | 2 |
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| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | —(未確認) |
| 統計の基準年 | 2,023 |
| 後継者不足度 | ★★★★★ |
| 統計の出典URL | https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/213485.pdf |
緑川水運で栄えた港町の記憶とともに、500年以上「刃物の町」として続いてきた川尻の鍛冶文化そのものが失われる
登録されている職人が2名まで減っており、500年続いた「刃物の町」の技術継承が危機的な水準にある
産地|熊本県熊本市(川尻地区)(熊本県) 世界の対比先|欧州
English: Kawashiri bladesmithing(Kawashiri blades come from a 500-year-old smithing quarter in a former rice-shipping port in Kumamoto City, where smiths still forge blades by hand-hammering steel into soft iron.)