日本の生業と、世界の似たサービス > 織元(能登上布)
江戸時代(近江からの技術伝来期に発展、伝承としての起源は古代に遡るとされる)
| 日本|織元(能登上布) | 世界|フランス・ノルマンディー地方のリネン織元(欧州随一の亜麻産地だが、担い手の高齢化・減少が進む麻織物の系譜) | |
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| アプローチ | 約2000年前、崇神天皇の皇女が能登に麻織りを伝えたのが起源との伝承を持ち、江戸時代に近江から染織技術が伝わって発展した。昭和初期には麻織物の生産量で全国一を誇ったが、現在は石川県羽咋市の山崎麻織物工房ただ一軒のみが織元として残る | ノルマンディーの亜麻栽培・製織は、湿潤な海洋性気候を生かした大規模な亜麻畑を背景に発達し、欧州の高級リネンの原料供給地として現在も一定の産業規模を保っているが、手織りによる高級麻織物の織元自体は日本同様に減少傾向にある |
| 使う道具(日本側) | 高機(たかはた)、絣糸を括る道具、機草(はたくさ) | |
| 使う素材(日本側) | 苧麻(ちょま、麻の一種) | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=韓国・韓山モシ織元(忠清南道、ユネスコ無形文化遺産登録の苧麻織物。既存行『織元(宮古上布)』の対比先と同一だが、能登上布は絣文様と近江由来という点で系譜が異なる)
能登は湿度の高い夏の気候が麻の糸切れを防ぎ、絣(かすり)技法による精緻な文様織りに適していたため、着物地という高付加価値の完成品に麻を仕立てる方向に発達した。一方ノルマンディーは、亜麻という原料そのものの栽培・輸出に強みを置く産業構造が発達し、織物への加工は他地域(ベルギー等)に委ねる分業が進んだ
| 事業者数(現在) | 1 |
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| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | —(未確認) |
| 統計の基準年 | 記載なし |
| 後継者不足度 | ★★★★★ |
| 統計の出典URL | https://www.city.hakui.lg.jp/soshiki/sangyoukensetsubu/syoukoukankouka/12/1/16856.html |
日本屈指とされた本麻手織り上布の技術が、たった一軒の工房もろとも完全に途絶える。昭和初期に全国一の生産量を誇った麻織物産地としての歴史も終わる
羽咋市公式ページによれば織元が山崎麻織物工房一軒のみとなっており、技術継承の担い手不足が最も深刻な段階にある
English: Noto jofu (Noto ramie textile)(Noto jofu is a hand-woven ramie kimono fabric from Ishikawa's Noto peninsula, once Japan's top hemp-textile producer in the early Showa era and now kept alive by a single remaining workshop, Yamazaki Asa-orimono.)