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竿師(加賀竿)世界の似たサービス ─ 英国・米国の手作り竹製フライロッド職人(スプリットケーン式フライロッド、ペイン・ロッド〈Payne Rod〉等の系譜)

江戸時代(鮎釣り奨励期に発祥、元禄期に専業の竿師が登場)

共通の目的竹を素材に、しなりと粘りを生かした一本物の釣り竿を手作業で仕立てる

やり方が、どう違うのか

日本|竿師(加賀竿)世界|英国・米国の手作り竹製フライロッド職人(スプリットケーン式フライロッド、ペイン・ロッド〈Payne Rod〉等の系譜)
アプローチ英米のスプリットケーン式フライロッドは、竹を細く割いて三角形の断面材を複数枚(通常6枚)貼り合わせる「ヘキサゴナル」製法で竿を作り、フライフィッシングという西洋の毛鉤釣りの投げやすさ・しなり方に特化して発達した
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=フランスの「カンヌ・オ・クー」職人(コンペティション用の一本竹竿を仕立てる、欧州大陸のノベロッド系フィッシングロッド職人)

なぜ違いが生まれたのか

加賀竿は鮎釣りという急流での引き味を重視したため、一本の竹をそのまま生かしつつ漆で堅牢に仕上げる方向に発達した。一方英米のフライロッドは、遠くへ毛鉤を投げる「キャスティング」の精度を追求したため、竹を割いて貼り合わせる複合構造によって竿のしなりを精密に設計する方向に発達した

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

現在(2024年11月6日)
1
事業者数(現在)1
事業者数(ピーク時)—(未確認)
ピークの年—(未確認)
統計の基準年2024年11月6日
後継者不足度★★★★★
統計の出典URLhttps://www.pref.ishikawa.lg.jp/kinyuu/keieishien/documents/99ichiran.pdf

失われるもの(数字にならないもの)

現存する職人がただ1人とされる、約120工程を経て一本の竹から仕立てる加賀竿の技術と、武士の鍛錬として始まった鮎釣り文化の系譜が完全に途絶える

いま直面している問題

現存する職人がただ1人という報道があり、後継者育成のための専門塾に大学生が入塾するなど、技術継承が危機的な状況にあることが報じられている

出典

産地|石川県金沢市(石川県) 世界の対比先|欧州

English: Kaga fishing rod (Kaga-zao)(Kaga-zao are lacquered bamboo fishing rods from Kanazawa built through roughly 120 hand steps, a craft that grew out of samurai-encouraged ayu (sweetfish) fishing and today survives with a single known rod maker.)