日本の生業と、世界の似たサービス > 繍師(京繍)
平安時代(794年の平安遷都期、縫部司の設置)
| 日本|繍師(京繍) | 世界|フランス・パリのルサージュ(Lesage)刺繍工房(オートクチュール向け刺繍アトリエ) | |
|---|---|---|
| アプローチ | 絹織物・麻織物に絹糸・金銀糸を用い、約30種の技法(現在伝統的工芸品指定は繍切り・駒使い繍・まつい繍など15種)を使い分けて刺す。起源は平安遷都に伴い縫部司(ぬいべのつかさ)が置かれたことに遡るとされ、十二単・能装束・小袖へと用途を広げてきた | ルサージュは1858年創業のパリの刺繍工房で、シャネル等のオートクチュール・メゾンからの発注を受け、スパンコール・ビーズ・金属糸を用いた立体的な刺繍装飾をドレスに施す。分業制のアトリエで大量の針子(brodeuse)を抱える工房制が中心 |
| 使う道具(日本側) | 針、糸切りばさみ、繍台(ぬいだい)、駒(金銀糸を巻く道具) | |
| 使う素材(日本側) | 絹織物、麻織物、絹糸、金銀糸 | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=インドのザルドージ刺繍職人(金属糸・スパンコールを用いる宮廷刺繍の系譜、ラクナウ等)
京繍は着物という「平面の反物に美を宿す」文化の中で、糸の光沢・配色の妙で立体感を「錯覚として」表現する技法として発達した。一方フランスの刺繍は、コルセットやドレスという「立体の衣装に美を足す」文化の中で、ビーズやスパンコールを縫い付けて物理的な立体装飾を加える技法として発達した
| 事業者数(現在) | —(未確認) |
|---|---|
| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | —(未確認) |
| 統計の基準年 | —(未確認) |
| 後継者不足度 | ★★★★☆ |
| 統計の出典URL | https://www.pref.kyoto.jp/senshoku/kyonui.html |
約2000色ともいわれる糸の配色と、駒使い繍など十数種の技法を使い分ける刺繍職人が失われ、着物・能装束・祭礼品を彩ってきた京都の刺繍文化の担い手がいなくなる
確認できていない(府公式ページに現状の課題についての直接記載は確認できなかった)
産地|京都府京都市北区(京都刺繍協同組合所在)(京都府) 世界の対比先|欧州
English: Kyo-nui (Kyoto embroidery)(Kyo-nui is Kyoto's traditional silk-and-metallic-thread embroidery, used since the Heian court era to decorate kimono, Noh costumes, and ceremonial textiles with as many as thirty distinct stitching techniques.)