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組紐職人(東京くみひも)世界の似たサービス ─ フランス・イタリアのパスマントリー職人(軍服の飾緒・室内装飾の房飾り等、実用と装飾を兼ねた組み紐・組み紐飾りの専門職)

起源は江戸時代以前とされ、江戸幕府開設後に武具需要の高まりとともに発達した。17世紀以降は庶民の日用品にも用途が拡大した

共通の目的複数の糸を交差させて組み上げ、実用(武具・帯締め)と装飾を兼ねた紐を作る

やり方が、どう違うのか

日本|組紐職人(東京くみひも)世界|フランス・イタリアのパスマントリー職人(軍服の飾緒・室内装飾の房飾り等、実用と装飾を兼ねた組み紐・組み紐飾りの専門職)
アプローチパスマントリー職人が、軍服の肩章・飾緒(エギュイエット)や室内装飾のタッセル・房飾りを、金銀糸や絹糸を組んで仕立てる
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=フランス・イタリアのパスマントリー職人。軍服の飾緒・肩章という実用の組み紐から、室内装飾用の房飾りへと展開した歴史が、東京くみひもの武具から日用品への展開と重なる

なぜ違いが生まれたのか

組紐の起源は江戸時代以前に遡るが、江戸幕府が開かれたことで武具の需要が高まり生産が盛んになった。くみひもは武士の鎧兜の威糸(おどしいと)や刀を下げる下緒として発達し、戦闘にも耐え得る堅牢な組み方が現在まで受け継がれている。17世紀以降は庶民の日用品である帯締め・根付紐にも用途が拡大した。公家社会を背景にした京都の華美なくみひもに対し、東京くみひもは武家社会・町人文化の影響を受けた渋好みの色使いを特徴とする。フランス・イタリアのパスマントリーも軍服の飾緒という実用から発達し、後に室内装飾へ広がった点で、武具から日用品へという展開の構造が似ている。

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

事業者数(現在)—(未確認)
事業者数(ピーク時)—(未確認)
ピークの年—(未確認)
統計の基準年—(未確認)
後継者不足度★★★★☆
統計の出典URL—(未確認)

失われるもの(数字にならないもの)

武士の鎧兜の威糸・刀の下緒という「戦闘にも耐え得る堅牢さ」を今に伝える組み方と、京都の華美さとは一線を画す江戸の渋好みの色使い。

いま直面している問題

着物需要の構造的な縮小、複雑な組み方を継承する職人の高齢化、後継者不足

出典

産地|東京都(東京都) 世界の対比先|欧州

English: Tokyo Kumihimo (Tokyo Braided Cord)(A Tokyo kumihimo maker braids cords once used to lace samurai armor and hang swords, favoring the subdued, warrior-class colors that distinguish it from the more ornate court-style cords of Kyoto.)