日本の生業と、世界の似たサービス > 鼈甲細工職人(江戸鼈甲)
起源は正倉院宝物にまで遡るとされ、江戸鼈甲としては江戸幕府開設の頃に始まり、元禄期(1688〜1704年)に貼り合わせ技法が確立した。2015年(平成27年)に経済産業大臣指定伝統的工芸品となった
| 日本|鼈甲細工職人(江戸鼈甲) | 世界|イタリア・トッレデルグレコの鼈甲・珊瑚彫刻職人(地中海の海産素材を用い、貼り合わせや透かし彫りの技術で発展した宝飾工芸の町) | |
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| アプローチ | タイマイ(ウミガメの一種)の甲羅を用い、元禄期(1688〜1704年)に伝わった貼り合わせの技法で複雑な造形を可能にした。黒色主体の「黒甲」、黒と飴色が混ざる「鼈甲斑(ばらふ)」、透き通った飴色で最も稀少な「白甲」を使い分け、江戸期は櫛・簪・笄等の髪飾りが主だった | トッレデルグレコの職人が、地中海産の珊瑚や輸入したウミガメの甲羅を素材に、彫刻・研磨の技術でカメオやアクセサリーに仕立てる |
| 使う道具(日本側) | 鼈甲糊(にかわ)を使わない熱と圧力での貼り合わせ道具、彫刻刀、研磨道具 | |
| 使う素材(日本側) | タイマイ(ウミガメ)の甲羅(黒甲・鼈甲斑・白甲) | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=イタリア・トッレデルグレコの鼈甲・珊瑚彫刻職人。地中海の海産素材を用いた宝飾工芸の町として発展し、彫刻・研磨技術を競う点が江戸鼈甲と重なる
鼈甲細工の歴史は古く、正倉院宝物の杖や琵琶の一部にタイマイの甲羅が使われた記録がある。江戸鼈甲は江戸幕府開設の頃に始まったとされ、元禄期(1688〜1704年)に貼り合わせの技法が伝わり複雑な造形が可能になった。長崎鼈甲が透かし彫り技法による日用品から大型置物まで幅広い製品を手掛けたのに対し、江戸鼈甲は貼り合わせ技術による複雑な造形を活かした髪飾り(櫛・簪・笄)が中心だった点で作風が分かれる。2015年(平成27年)に経済産業大臣指定伝統的工芸品となった。
| 事業者数(現在) | —(未確認) |
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| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | —(未確認) |
| 統計の基準年 | —(未確認) |
| 後継者不足度 | ★★★★★ |
| 統計の出典URL | —(未確認) |
長崎鼈甲とは異なる、貼り合わせ技術を極めた複雑な造形と、江戸の粋を体現した髪飾り(櫛・簪・笄)の意匠。
ワシントン条約に基づく1993年以降のタイマイ甲羅の新規輸入停止による原材料の枯渇、在庫・リサイクル材への依存、後継者不足
産地|東京都文京区・台東区・墨田区(東京都) 世界の対比先|欧州
English: Edo Bekko (Edo Tortoiseshell Craft)(An Edo Bekko artisan layers and carves hawksbill turtle shell into hair ornaments using a lamination technique introduced in the late 17th century, a craft now constrained by international restrictions on new shell material since the 1990s.)