日本の生業と、世界の似たサービス > 三味線職人(東京三味線)
三味線は16世紀後半に沖縄の三線が本土へ伝わり改良されたのが始まりとされ、東京三味線としての技術・技法は20世紀初頭に確立、2022年11月16日に経済産業大臣指定伝統的工芸品となった
| 日本|三味線職人(東京三味線) | 世界|ヴァイオリン職人(弦楽器製作者、イタリア・クレモナ) | |
|---|---|---|
| アプローチ | インド産の紅木等を最高級として棹と胴を選び、奏者の力量を見極めながら一人の職人が仕上げまで手掛ける(関西では棹づくり等の分業が一般的なのに対し、東京では一貫制作が特徴) | 松・カエデ等の木材を彫り出して表板・裏板を作り、f字孔を空けて空洞で共鳴させ、弓で弦をこすって弾く |
| 使う道具(日本側) | 鑿(のみ)、鉋、皮張り用のこて(焼きごて)、撥(ばち) | |
| 使う素材(日本側) | 紅木(インド産等)、猫皮・犬皮(近年は合成皮革も普及)、絹糸または合成糸の弦 | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=中国の三弦(サンシェン)職人。三味線・三線の源流とされる中国の伝統弦楽器で、蛇皮を張った胴と長い棹を持つ点は共通するが、撥ではなく指や義甲で弾く奏法が中心という違いがある
三味線は中国の三絃が琉球で三線に、西日本で猫皮・犬皮を張り撥で弾く三味線へと変化し、17世紀に江戸へ移入されたのち独自の発展を遂げた。20世紀初頭に現在と同様の技術・技法・主原料による製造が確立し、2022年11月16日に「東京琴」「江戸表具」とともに経済産業大臣指定伝統的工芸品となった。奏者と向き合い一人で仕上げまで手掛ける点は、クレモナのヴァイオリン職人が奏者ごとに楽器を仕立てる姿勢と重なる。
| 事業者数(現在) | —(未確認) |
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| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | —(未確認) |
| 統計の基準年 | —(未確認) |
| 後継者不足度 | ★★★★☆ |
| 統計の出典URL | —(未確認) |
奏者一人ひとりに向き合い、力量を見極めて素材を選び分ける一貫制作という、分業制の関西とは異なる東京三味線独自の職人技。
国内生産数の急減、最大手「東京和楽器」の2021年廃業表明(後継者未定)、動物皮の入手難・価格高騰、演奏人口の伸び悩み
English: Tokyo Shamisen Maker(A Tokyo shamisen maker sees an instrument through from start to finish alone—unlike the divided-labor workshops of Osaka—selecting rosewood and hide to match each individual player's touch.)