日本の生業と、世界の似たサービス > 和紙職人(小国和紙)
1682年(天和2年)の記録が最古とされる、江戸時代から続く
| 日本|和紙職人(小国和紙) | 世界|イタリア・ファブリアーノの手漉き紙職人 | |
|---|---|---|
| アプローチ | 楮(こうぞ)を煮て繊維を取り出し、雪の上に晒して自然の漂白力で白くする「雪晒し」を行い、乾燥までの工程では紙を雪の下に埋めて春まで保管する、雪国特有の製法をとる | 麻ぼろや綿ぼろを原料に、水車を動力とした叩解(こうかい)機で繊維をほぐし、天日や室内乾燥で仕上げる |
| 使う道具(日本側) | 漉き桁(すきげた)、雪晒し用の設備 | |
| 使う素材(日本側) | 楮(こうぞ) | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=既存行「和紙職人(手漉き和紙)」(岐阜・福井・高知等の主要産地)とは別に、雪晒しという固有技法を持つ産地として区別
小国和紙は豪雪地帯という気候そのものを漂白工程に取り込んだのに対し、欧州の手漉き紙は温暖な気候の中でぼろ布という別素材を主原料とする方向に発達した
| 事業者数(現在) | 確認できていない |
|---|---|
| 事業者数(ピーク時) | 確認できていない |
| ピークの年 | 昭和初期 |
| 統計の基準年 | 昭和初期 |
| 後継者不足度 | ★★★★★ |
| 統計の出典URL | https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikishinko/kenden2.html(新潟県公式サイト、取得日2026-08-18) |
明治初頭に年間800万枚以上、昭和初期には2,200万枚もの紙を生産した一大産地が、現在は「小国和紙生産組合」という一組織のみに継承が集約されている、という規模の激減そのものの記録が失われる
製造主体が単一組合に集約された継承の脆さ、原料となる楮の栽培・確保
English: Oguni washi (Oguni handmade paper)(Oguni washi papermakers spread mulberry bark on snow to bleach it in the sun and bury finished sheets under snow until spring, a technique unique to this snow-country valley that once produced 22 million sheets a year.)