日本の生業と、世界の似たサービス > 薩摩琵琶製作職人
江戸中期(薩摩武士による盲僧琵琶の取り入れ)、天保年間(1830〜44年)以降に現在の形に
| 日本|薩摩琵琶製作職人 | 世界|欧州のリュート製作職人(ルシアー) | |
|---|---|---|
| アプローチ | 桑の木を主材に胴を二枚張り合わせて狭い共鳴胴を作り、大きな三角形の撥(ばち)で胴を叩くように弾き、武士の精神修養のための語り物音楽に用いる | 洋梨型の胴を薄板の合わせ組みで作り、指やピックで弦を弾いて旋律的な演奏をする |
| 使う道具(日本側) | 彫刻刀、鉋、撥(ばち) | |
| 使う素材(日本側) | 桑材(胴)、絹糸(弦) | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=中東のウード職人(撥弦楽器という系統としては西アジアが起源に近い)、中国の琵琶(元来の漢字表記・楽器の系譜上の源流)
薩摩琵琶は薩摩藩の武士が士気鼓舞・子弟教育のために盲僧琵琶を取り入れて独自に発展させた経緯があり、欧州のリュートは宮廷・市民の娯楽音楽として発達したため、担い手(武士 対 音楽家)と用途(教育・鼓舞 対 娯楽)が異なる方向に発達した
| 事業者数(現在) | 確認できていない |
|---|---|
| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | 明治30年代 |
| 統計の基準年 | ─ |
| 後継者不足度 | ★★★★★ |
| 統計の出典URL | ─ |
江戸中期に薩摩の武士が始め明治期に東京へ広まり全国的な人気を得た歴史と、船大工の技術を引き継いだ木工由来の楽器製作技術という選択肢が失われる
製作の担い手の高齢化・減少、演奏人口自体の縮小に伴う需要の先細り
産地|鹿児島県(鹿児島市周辺)(鹿児島県) 世界の対比先|欧州
English: Satsuma biwa (Satsuma lute)(Satsuma biwa, a narrow-bodied lute struck with a large triangular plectrum, was developed by Satsuma samurai for moral training and later carried to Tokyo, where its makers today are a dwindling handful.)