日本の生業と、世界の似たサービス > 白なめし革職人(姫革細工)
戦国時代末期〜安土桃山時代(本格的な細工物生産は江戸時代の室津)
| 日本|白なめし革職人(姫革細工) | 世界|欧州のシャモア(羚羊)革・鹿革のオイルタンナー(ヌバック系皮革職人) | |
|---|---|---|
| アプローチ | 鹿の生皮を塩と菜種油で揉み込み、天日でもみ続けて白くしなやかな「白なめし革」に仕上げ、藍等で染めて煙草入れ等の細工物にする | 動物の脳漿や魚油・獣脂を使う「オイルタンニング」で鹿革・羊革を鞣し、起毛させて柔らかい仕上げ(シャモアレザー・バックスキン)にする |
| 使う道具(日本側) | なめし用の板・棒、染色用の型紙、菜種油 | |
| 使う素材(日本側) | 鹿の生皮、塩、菜種油、藍等の染料 | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=モンゴル・中央アジアの油鞣し革工芸(塩と油を使う伝統的な鞣し技法が残る地域)
日本は寺社への皮革供給地として発達し馬具・鎧など武具用の白い革が求められ、欧州は寒冷地での手袋・衣料用に起毛させた柔らかい革が求められた
| 事業者数(現在) | 確認できていない |
|---|---|
| 事業者数(ピーク時) | —(未確認) |
| ピークの年 | 戦国時代末期〜安土桃山時代 |
| 統計の基準年 | ─ |
| 後継者不足度 | ★★★★★ |
| 統計の出典URL | ─ |
戦国時代末期から「播磨の白なめし革」として全国に知られた技術と、室津(たつの市)で発達した繊細な革細工物という選択肢が失われる
公式記録上は生産停止とされる一方で民間の製造継続情報があるという情報の不一致そのものが、記録と実態の乖離という課題を象徴している
産地|兵庫県たつの市御津町室津・姫路市(兵庫県) 世界の対比先|欧州
English: Himeji shironameshi-gawa (Himeji white-tawed deerskin craft)(Himeji leather artisans have historically kneaded deer hide with salt and rapeseed oil under the sun to create a supple white leather once famed nationwide as "Harima's white leather.")