日本の生業と、世界の似たサービス

日本の生業と、世界の似たサービス > 大工道具鍛冶(播州三木打刃物)

大工道具鍛冶(播州三木打刃物)世界の似たサービス ─ ドイツ・ゾーリンゲンの刃物鍛冶(工具・刃物の産業集積地)

16世紀末(1580年の三木合戦後)に町の復興のため各地から大工が集まり、大工道具の需要増加とともに金物の町として発達した。伝統的工芸品としては1996年4月8日指定

共通の目的鋼を打ち鍛えて、木や金属を加工するための道具そのものを作る

やり方が、どう違うのか

日本|大工道具鍛冶(播州三木打刃物)世界|ドイツ・ゾーリンゲンの刃物鍛冶(工具・刃物の産業集積地)
アプローチ炭素鋼・ステンレス鋼を圧延・型打ちし、工場での均質な量産によって工具・刃物を大量生産する。手作業の鍛接よりも設備投資による均質化に振り切った
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=イギリス・シェフィールドの刃物・工具職人(産業革命期に工具生産の集積地となった点が近い参考比較)

なぜ違いが生まれたのか

播州三木は16世紀末、三木合戦(羽柴秀吉の三木城攻め)で荒廃した町の復興のため各地から大工が集まり、大工道具の需要が爆発的に増えたことから鍛冶の町として発達した。ゾーリンゲンは中世からの水運・製鉄資源を背景に、産業革命期に工場制手工業として量産体制を確立した

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

事業者数(現在)—(未確認)
事業者数(ピーク時)—(未確認)
ピークの年─
統計の基準年─
後継者不足度★★★☆☆
統計の出典URL─

失われるもの(数字にならないもの)

大工が使う「道具を作る道具」という川上の技術基盤と、割込み鍛接による切れ味と粘りの両立という技法が失われる

いま直面している問題

大工人口の減少(在来木造建築の需要縮小)、電動工具への代替、後継者不足

出典

産地|兵庫県三木市(兵庫県) 世界の対比先|欧州

English: Banshu Miki uchihamono (Banshu Miki forged tools)(A Miki blacksmith forge-welds a hard steel edge onto a softer iron body to make saws, chisels, and planes for carpenters, a craft born from the town's rebuilding after a 16th-century siege.)