日本の生業と、世界の似たサービス

日本の生業と、世界の似たサービス > 京扇子職人

京扇子職人世界の似たサービス ─ スペイン・バレンシアの扇子(アバニコ)職人

平安時代初期(約1200年前)、檜扇(ひおうぎ)として始まったとされ、江戸時代に烏帽子・冠づくりと並ぶ『京の三職』として保護された

共通の目的薄い骨組みに紙や布を貼り、開閉して仰いだり儀礼に用いたりする道具をつくる

やり方が、どう違うのか

日本|京扇子職人世界|スペイン・バレンシアの扇子(アバニコ)職人
アプローチ木や鼈甲・象牙等で骨組みを作り、絹や紙に花柄等を両面から描き込んで仕上げる。舞踊や社交界(フラメンコ等)で使う装身具的な側面が強く、絵付けそのものを鑑賞対象とする
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=中国の団扇・折扇。折りたたみ式の扇(フォールディングファン)は日本発祥説が有力とされ、中国・朝鮮半島経由でヨーロッパへ伝わったとされる

なぜ違いが生まれたのか

京都は平安期の宮中儀礼から発達した檜扇の伝統を土台に、江戸期に烏帽子・冠づくりと並ぶ『京の三職』として保護され、涼をとる実用と儀礼・芸能の両方に発達した。バレンシアはフェニキア・ローマ・アラブ・日本等の異文化交流の中で、社交・舞踊の装身具としての側面を強めて発達した

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

事業者数(現在)確認できていない
事業者数(ピーク時)—(未確認)
ピークの年—(未確認)
統計の基準年—(未確認)
後継者不足度★★★☆☆
統計の出典URLhttps://sensu-uchiwa.or.jp/w/whatis/

失われるもの(数字にならないもの)

約88の工程を分業して作る京扇子の製法と、日本の扇子生産の約9割を占めるとされる産地の集積

いま直面している問題

約88工程の分業を支える各工程職人の高齢化・後継者不足

出典

産地|京都府京都市(京都府) 世界の対比先|欧州

English: Kyo-sensu artisan (Kyoto folding fan maker)(A Kyo-sensu fan passes through roughly 88 divided steps among specialist artisans, from splitting bamboo ribs to papering and painting, a division of labor that lets Kyoto alone supply around nine-tenths of Japan's folding fans.)