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箱根寄木細工職人世界の似たサービス ─ イタリア・ソレントの寄木細工(インタルシオ)職人

江戸後期(弘化年間、1845〜48年頃)、畑宿の石川仁兵衛が箱根の山の多様な樹種に着目して考案したのが始まりとされる

共通の目的異なる色・木目の木を組み合わせ、着色せずに幾何学模様を作り出す

やり方が、どう違うのか

日本|箱根寄木細工職人世界|イタリア・ソレントの寄木細工(インタルシオ)職人
アプローチ木の板に下絵を描き、色ごとに異なる木材を糸鋸等で切り出してはめ込む(象嵌)。焦がし(焼き)やインクで陰影・濃淡をつけ、絵画的な図柄を表現する
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=北米・北欧の象嵌木工(インレイ)作家。着色せず天然素材の色だけで模様を作る点で近い発想を持つ作家も存在する

なぜ違いが生まれたのか

箱根は火山地帯特有の多様な樹種(400種以上ともいわれる)に恵まれたため、着色せず木そのものの色の違いだけで模様を作る発想が育った。ソレントは地中海性気候の限られた樹種の中で、焦がしや墨で陰影をつけて絵画的表現を補う方向に発達した

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

事業者数(現在)従事者約50名・伝統工芸士7名
事業者数(ピーク時)—(未確認)
ピークの年—(未確認)
統計の基準年—(未確認)
後継者不足度★★★☆☆
統計の出典URLhttps://www.hakone.or.jp/yosegizaiku/history/

失われるもの(数字にならないもの)

染料を使わず木そのものの色だけで幾何学模様を作る『種板』の技法と、開けるのに手順を要する『秘密箱(からくり箱)』の仕掛け

いま直面している問題

職人の高齢化・後継者不足、材料となる多様な樹種の安定確保

出典

産地|神奈川県箱根町・小田原市(神奈川県) 世界の対比先|欧州

English: Yosegi-zaiku artisan (Hakone wood marquetry maker)(A Yosegi artisan glues undyed strips of differently colored, differently grained woods into a patterned block, then planes off paper-thin sheets whose geometric pattern comes entirely from the natural color of the wood, never from dye.)