日本の生業と、世界の似たサービス > 庭師・造園職人
庭園そのものの起源は飛鳥・奈良時代の池泉庭園に遡るとされ、水を使わずに石や砂で山水を表す『枯山水』の様式は室町時代に禅宗寺院で発展した
| 日本|庭師・造園職人 | 世界|フランス式庭園の造園家(ル・ノートル流)/イギリス式風景庭園の庭師 | |
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| アプローチ | 石・砂・苔・樹木を用い、遠くの山や海を庭に取り込む「借景」や、水を使わずに水を表現する「枯山水」など、自然の縮図・非対称の美を追求する | 幾何学模様に刈り込んだ生垣や左右対称の花壇(フランス式)、または人工的な造作を隠し自然の起伏に見せる広大な風景(イギリス式)など、人の意図を明確に示す構成美を追求する |
| 使う道具(日本側) | 剪定鋏、熊手(枯山水の砂紋用)、竹箒、庭石を動かす道具 | |
| 使う素材(日本側) | 庭石、白砂、苔、松などの庭木 | |
⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ実測しています(CSVに世界側の対になる列が無いため、 世界側の比較値は作っていません)。
もうひとつの世界の対比例=蘇州の造園師(中国)。太湖石や回廊を使う文人庭園の伝統があり、借景の発想の源流の一つとされる
日本は山や島の多い国土で禅宗の影響も受け、限られた敷地に自然の広がりを凝縮して見立てる美意識が発達した。フランスは絶対王政の権力誇示として自然を幾何学で制御する庭園が求められ、イギリスはその反動として『自然に見える』設計思想が広まった。
| 事業者数(現在) | 要取得(国土交通省の建設業許可業者数調査に『造園工事業』の許可業種別集計はあるが、具体的な許可業者数そのものを原本から直接確認できなかった。詳細は備考) |
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| 事業者数(ピーク時) | 要取得 |
| ピークの年 | 要取得 |
| 統計の基準年 | 要取得 |
| 後継者不足度 | ★★★★☆ ★4(国土交通省の建設業許可業者数調査で、造園工事業の許可業者数が令和4年度末に前年比250業者減、令和5年度末に91業者減と2年連続で減少していることが確認できる。ただしこれは大規模土木も含む『造園工事業』許可の統計であり、町の庭師個人の数そのものではないため★5でなく★4とした) |
| 統計の出典URL | https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001610920.pdf |
借景・枯山水など「見立て」によって狭い敷地に自然を凝縮する庭園技術と、庭を通じて四季を愛でる住文化。
住宅の庭付き需要の縮小や外構(エクステリア)中心の住宅仕様への変化が指摘されており、国土交通省の調査では造園工事業の許可業者数が令和4年度末・5年度末と連続で減少している。
造園を行う職人・事業者の数を示す一次統計について、国土交通省『建設業許可業者数調査』の中に『造園工事業』という許可業種別の集計が存在することは確認したが、令和5年度末時点の具体的な許可業者数そのものをPDF原本・関連ページから直接読み取ることができず、20〜24列は要取得とした。判明したのは増減の方向のみ=令和4年度末(令和5年3月末現在)は前年同月比250業者減(1.0%減)、令和5年度末(令和6年3月末現在)は前年比91業者減(0.4%減)で、2年連続の減少(出典:国土交通省報道発表資料)。この『造園工事業許可業者』は公共工事も担う大規模事業者を含む区分であり、本表が対象とする『町の庭師』と完全には一致しない点に注意。別途、一般社団法人日本造園組合連合会(造園連)の東京都支部だけで約600社が加盟しているとの記載を東京都支部公式サイトで確認したが、全国本部の会員数は同サイトから確認できなかった。
産地|京都市(庭師・作庭の中心地) 世界の対比先|欧州
English: Niwashi (Japanese gardener)(A niwashi is a gardener trained to compose living stone, moss, and pruned trees into a miniature landscape that borrows the scenery beyond the garden's edge.)