日本の生業と、世界の似たサービス

日本の生業と、世界の似たサービス > 和紙職人(因州和紙)

和紙職人(因州和紙)世界の似たサービス ─ イタリア・ファブリアーノの製紙職人(中世から続く高級手漉き紙の産地。画家・書家向けの高品質紙で知られる)

起源は諸説あり、江戸時代初期〜中期に千代川流域で製紙が始まったとされる。中世に紙漉きが行われていた可能性を指摘する説もある

共通の目的繊維の長い丈夫な手漉き紙を、書画・工芸用の高級紙として作る

やり方が、どう違うのか

日本|和紙職人(因州和紙)世界|イタリア・ファブリアーノの製紙職人(中世から続く高級手漉き紙の産地。画家・書家向けの高品質紙で知られる)
アプローチファブリアーノの職人が、麻・綿等の繊維を溜め漉きで漉き、透かし(ウォーターマーク)を入れた高級紙を画家・建築家向けに作る
使う道具(日本側)
使う素材(日本側)

⚠ 「使う道具」「使う素材」は日本側のみ調べています(世界側は同じ条件で確かめられていないため、 世界側の比較値は作っていません)。

もうひとつの世界の対比例=韓国の韓紙(ハンジ)職人(コウゾを原料に流し漉きで漉く、東アジア共通の製法系譜を持つ書画用紙)

なぜ違いが生まれたのか

因州和紙は千代川の良質な水と、山陰の気候に適したコウゾ栽培を背景に、書画用の強靭な紙という方向で発達した。ファブリアーノは中世イタリアで水車を使った製紙技術革新(すき網の発明等)を背景に、透かし入りの高級紙という方向で発達した。「良質な水資源をどう紙に生かすか」という共通課題への異なる解である

五感で味わう価値・職人のこだわり

もし消えたら、何が失われるのか

現在(2023年7月現在)
16名
事業者数(現在)16名
事業者数(ピーク時)—(未確認)
ピークの年—(未確認)
統計の基準年2023年7月現在
後継者不足度★★★★☆
統計の出典URL—(未確認)

失われるもの(数字にならないもの)

江戸時代初期〜中期から続く、書家・画家に選ばれ続けてきた「因州画仙紙」としての繊維の強さと発色の良さという品質

いま直面している問題

安価な機械漉き紙・輸入紙との価格競争、書道・日本画人口そのものの減少、後継者不足

出典

産地|鳥取県鳥取市(青谷町)(鳥取県) 世界の対比先|欧州

English: Inshu washi (Inshu Japanese paper)(An Inshu washi papermaker hand-forms long-fibered mulberry paper prized by calligraphers and painters for its strength and even ink absorption.)